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お悩み Q&A 髪の毛について: 2017年12月

白髪はなぜ生えてくるの??

 
白髪が生えてくる原因には諸説ありますが、
詳しい原因はまだ科学的には判明してません。
 
有力な説はいくつかあるので紹介していきたいとおもいます!
 
まず、有力な説としては頭皮の毛穴にある
メラノサイトという細胞が関係していると言われています。
 
髪の毛は毛母細胞という毛の生産工場のような細胞から
作り出されます。
その過程でメラノサイトという細胞が毛髪に着色を
してくれていると言われていますが、
何かが原因でメラノサイトの働きが
休止してしまうと白髪になってしまう
というのが一番有力な説です。
 
どうすれば白髪が生えなくなるの?
と思う方がほとんどだとおもいます。
 
原因として言われているのが、
加齢、遺伝、ストレス、栄養不足、血行不良などです。
 
加齢や遺伝などは根本的に白髪を生えにくくすることは
難しいと言われています。
 
しかし、ストレスや栄養不足、血行不良などは
日々の生活を改善することで生えにくくすることは
できると言われています。
 
すぐに改善できるのが食の見直しです。
髪にいいと言われている栄養素は
主に、タンパク質、ビタミンA、ビタミンB、
ビタミンE、亜鉛、銅です。
 
良質なタンパク質はとくに、高野豆腐がいいとされています。
また、亜鉛を含む食品は牡蠣、牛肉、鶏肉、
豚肉、卵、穀物。
銅を含む食品は、アーモンド、牡蠣、納豆、
エビ、ズワイガニなどです。
 
こういった食品を摂ることで白髪を予防することができます。
 
※個人差があります。
 

 
Southern-Resort店
 

髪が痛む原因とは・・・?

髪の毛が痛む、ダメージがある髪の毛の状態とは、簡単に言うと髪が傷ついて中身がスカスカになっている状態の事を言います。
わかりやすく説明するために下の図を使っていきます。


まず髪の毛は、3つの層から出来ています。
髪の毛が痛むということは、上の図の一番外側にあるキューティクルがめくれたり、剥がれたりすると髪内部の水分が蒸発し、タンパク質が流出します。
そして、髪のタンパク質がほとんどなくなり、スカスカになった状態の事を言います。

髪が傷んだ状態では、髪のパサつきや広がり、ごわつきなどが出てしまいます。

髪が痛む原因としては、
・シャンプーのやり方が悪い
・ドライヤーの時間が長い
・カラーやパーマ
・紫外線
・コテやアイロン
などがあります。

・シャンプーのやり方が悪い
シャンプー中は髪の毛が濡れていて、キューティクルが膨れ上がっているので、強く擦ってしまうだけで簡単に剥がれてしまいます。
なのでシャンプーをする時は優しく丁寧に、髪を強く擦らないようにシャンプーをしましょう。

・ドライヤーの時間が長い
ドライヤーの時間が長いと、キューティクルは熱に弱い性質があるので傷んでしまいます。

髪の長さがミディアムの人で約5分、ロングの人で約10分くらいで乾かしましょう。
そのために、しっかりとタオルドライで余分な水分を取ってからドライヤーを使うようにしましょう。

⚠︎ドライヤーで髪が痛むなら自然乾燥は?と考えた方もいると思いますが、自然乾燥は絶対にやめてください。
 髪の毛は濡れているとキューティクルが開いた状態になります。すると、髪内部のタンパク質がどんどん外に出てしまうので簡単に髪が傷んでしまいます。
 髪はなるべく短時間で必ず乾かすようにしましょう。

・カラーやパーマ
まずは、カラーから説明します。
カラーは薬剤で髪のキューティクルを無理やり開かせて、上の図にある髪内部のコルテックスにあるメラニン色素を脱色して着色を行います。
そのため、髪の外側にあるキューティクルが剥がれるのはもちろんのこと、髪内部にまでダメージを受けるので髪は痛みます。

次は、パーマについて説明します。
パーマの場合も薬剤で髪のキューティクルを無理やり開かせるところまでは同じです。
そこからコルテックスよりさらに内部にあるシスチン結合という髪の毛の結合を一度切り離し、作りたい形状に再結合します。

カラーもパーマも、キューティクルは剥がれ、髪の内部にまで相当なダメージを負ってしまうので髪は当然痛みます。
カラーやパーマは、髪が傷んでいる時はひかえたり短期間で連続してやらないように注意しましょう。

・紫外線
髪が健康な状態なら、紫外線を短時間浴びる程度であればあまり気にする必要はありません。
ですが、髪の毛が傷んでいた場合は、キューティクルが剥がれ内部のメラニン色素が減少しているので、紫外線から受けるダメージが大きくなります。
長時間紫外線を浴び続けるとダメージが蓄積され、髪が傷んでしまうので長時間外に出る場合は日傘や帽子など紫外線予防を心がけましょう。

・コテやヘアアイロン
ドライヤーの所でも説明しましたが、髪の外側のキューティクルには熱に弱い性質があります。
コテやヘアアイロンは、ドライヤーよりも高温で髪の形状を変えているので、それだけ髪の毛を痛めてしまいます。
なるべく髪を傷ませないように、自分の髪に効く最低温度を見つけて髪に加える温度や時間をなるべく減らすことや、毎日使わずに日にちを開けて使用しましょう。

他にも髪の痛む理由はありますが、代表的なものを紹介させて頂きました。
一度傷んだ髪の毛は自己修復することはありません。
ですが、毎日のご自宅でのケアや、サロンでのトリートメントやヘッドスパなどでダメージを少しでも抑えられることは出来ます。

髪の傷みが気になる方は気軽にキャストにお声掛け下さい。
お客様に最適なケア方法やアイテムをアドバイスさせて頂きます。

cozy resort by ANT'S 駒形
 

髪は何でできている?

髪の成分についてお伝えします。
髪の毛の主成分などが分かれば今後のケアが簡単になりますね。
 
例えば「シャンプー何使えばいいの!?」コレ思った事、ありませんか???
髪の毛の成分と同じもので作られたシャンプーで洗ってあげれば良くなる気がしませんか?
 
それでは、まず髪の毛の成分です(1本を100%とする)
 
80%〜90%→タンパク質
10%〜15%→水分
3%→メラニン(色素)
1%〜6%→脂質(油分)
 
という構成になってます。
 
 
①1番多いタンパク質
 
つまりどんなシャンプーが良いのかと言いますとタンパク質を小さく分解したアミノ酸で出来ているシャンプーをおすすめします。
髪と同じ成分で出来ているなら栄養を補給しながら髪の毛をキレイにすることが出来ます。
 
 
 
②2番目に多い水分
 
水分が無くなる=髪が乾燥している
と考えられます。
髪のダメージは乾燥から始まります、乾かす前にはミストタイプの物をつけ
次にクリームタイプもしくはオイルタイプの物をなじませしっかりと水分補給してからドライヤーで乾かしてあげましょう。
これから冬の時期に入り、ますます空気が乾燥し髪がパサつく季節になります、まずは保湿を心がけていきましょう。



髪はとても敏感でデリケートですので、日々のケアがとても重要になります。

日々のケアの代表としてシャンプートリートメントがあります。

特にシャンプートリートメントは毎日使うものなのでこだわりを持って選ぶことをオススメします。
 
 
最後に、お家でのケア方法など分からないことがあればケアリスト廣瀬までなんでもご相談くださいね。
なるべく分かりやすく、そして簡単であなたに合ったケア方法を一緒に考えていきましょう。
 
それではみなさんにアンツでお会い出来ること楽しみにしております。

サザン店 廣瀬


 

前髪と後ろの髪では伸びる長さが違うんですか?

厳密に言えば髪の毛の伸びるスピードは髪一本一本で違いがありますが、それが目に見えて明らかに違うということはありません。

ただし、髪のダメージ度合い、くせや髪が生えている方向など様々な状態で伸びるのが遅く感じたり、早く感じたりします。

・髪のダメージ度合による影響
髪がダメージを受けると毛先が傷んで、毛先が数ミリ程度切れてしまいます。
なので、数センチ髪が伸びても数ミリ切れるを繰り返してしまい、結果伸びるスピードが遅くなります。

そのことにより、ダメージの少ない前髪は順調に伸びますが、後ろの髪は前髪より傷んでる場合が多いので伸びるスピードが前髪より遅くなります。
これによって、前髪と後ろの髪で伸びるスピードに差を感じるようになります。

  対策として・・・濡れっぱなしにしない、シャンプー、トリートメントなどでケアをしてなるべく髪全体のダメージをなくしましょう。

・くせや髪の生えている方向による影響
くせや生えている方向も一人一人違い、一つの頭でも部分的に変わってきます。
例えば、トップの髪はあまりくせがない方でも、後頭部や顔回りの部分にはくせがある場合があります。

その場合まっすぐの髪はそのまま伸びてきますが、くせの部分はカーブしながら伸びるのでまっすぐの部分より伸びるのに時間がかかります。
これによって、くせがあるところとないところで伸びるスピードに差を感じるようになります。

  対策として・・・くせや広がりの気になる部分をストレートやトリートメントストレートなどで抑えるとあまり気にならなくなります。

そのほかにも、髪が伸びたと気づく目安となるものがあります。

髪が肩にあたってはねる、前髪が目に入ってきたなどで伸びてきたことを実感し、伸びが早いと感じる場合もあります。

この場合は、そうなったら切り時になっているので担当の美容師さんに相談しましょう。

アンツ ヘアー アンド リゾート
店長 川内辰志


髪の毛の自然乾燥 良い?悪い?

この質問は普段、たくさんのゲスト様から聞かれる疑問です。

夜、お風呂上がりに家事やお子さんのお世話、どうしても見たいTVがある(笑)などの理由で

なかなかすぐドライヤーで乾かす事ができな・・・。なんて事はよくあると思います。


実は、自然乾燥が悪いのではなく、髪の毛が長い時間濡れている事が良くないんです!!

理由は・・

1・髪の毛のキューティクル(表面のウロコ状の組織)が開いている

2・雑菌が増殖しやすい

3・頭皮の温度が下がりやすい

大きく分けてこの3つが要因となります。

まず1髪の毛のキューティクル(表面のウロコ状の組織)が開いているについて。

髪の毛の構造上、一番表面になるのが、キューティクル。このキューティクルは性質上、濡れる事で開き、

乾いて水分がなくなる事で閉じる構造になっています。

なので、お風呂上がりにタオルで拭いた後、髪の毛が濡れている時間が長ければ長いほど、

キューティクルが開いていて、せっかくサロンで綺麗に入れたカラーやパーマ、トリートメント成分が

キューティクルの間からどんどん流失してしまう。

なので、タオルでしっかり拭いた後に、アウトバストリートメント!洗い流さないトリートメントを

たっぷり付けて粗めのクシで梳かし、丁寧にドライヤーをかける。

これがしっかり出来れば、カラーやパーマ、サロントリートメントの持続性を高め、翌朝のスタイリングが

見違えるように楽に、綺麗になりますよ!!


次に2雑菌が増殖しやすいについて。

これは洋服などの洗濯物に例えるとわかりやすいです!

洗濯機で綺麗になった洋服を、広げず、ハンガーにもかけず、数時間放置したらどうなるでしょう?

シワだらけになり、型崩れ、おまけに生乾きの嫌な匂いが発生してしまいますよね・・・。

実は髪の毛や頭皮もこの現象と同じ事が起きているんです!!

想像するとビックリですよね。

増殖した雑菌は匂いの原因になるだけでなく、頭皮の痒みや炎症などの皮膚トラブルにもつながる可能性があります。

頭皮のためにも、自然乾燥は避け、なるべく早く水分を飛ばす事が重要となります!!


最後に3の頭皮の温度が下がりやすいについて。

髪の毛や頭皮が濡れたままの状態だと、だんだん頭皮の温度が下がっていきます。

温度が下がる事で毛細血管の血行が悪くなります。健康で綺麗な髪を育てるためには、

健康な頭皮からです!!

日頃から頭皮マッサージなどで、頭皮を柔らかく、毛細血管の血流を良くしてあげる。


と、長くなりましたが、このような様々な悪影響が出てしまうので、できるだけ自然乾燥はやめましょう!



マネージャー 倉内



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