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お悩み Q&A 2017年12月 2ページ目

髪の毛の自然乾燥 良い?悪い?

この質問は普段、たくさんのゲスト様から聞かれる疑問です。

夜、お風呂上がりに家事やお子さんのお世話、どうしても見たいTVがある(笑)などの理由で

なかなかすぐドライヤーで乾かす事ができな・・・。なんて事はよくあると思います。


実は、自然乾燥が悪いのではなく、髪の毛が長い時間濡れている事が良くないんです!!

理由は・・

1・髪の毛のキューティクル(表面のウロコ状の組織)が開いている

2・雑菌が増殖しやすい

3・頭皮の温度が下がりやすい

大きく分けてこの3つが要因となります。

まず1髪の毛のキューティクル(表面のウロコ状の組織)が開いているについて。

髪の毛の構造上、一番表面になるのが、キューティクル。このキューティクルは性質上、濡れる事で開き、

乾いて水分がなくなる事で閉じる構造になっています。

なので、お風呂上がりにタオルで拭いた後、髪の毛が濡れている時間が長ければ長いほど、

キューティクルが開いていて、せっかくサロンで綺麗に入れたカラーやパーマ、トリートメント成分が

キューティクルの間からどんどん流失してしまう。

なので、タオルでしっかり拭いた後に、アウトバストリートメント!洗い流さないトリートメントを

たっぷり付けて粗めのクシで梳かし、丁寧にドライヤーをかける。

これがしっかり出来れば、カラーやパーマ、サロントリートメントの持続性を高め、翌朝のスタイリングが

見違えるように楽に、綺麗になりますよ!!


次に2雑菌が増殖しやすいについて。

これは洋服などの洗濯物に例えるとわかりやすいです!

洗濯機で綺麗になった洋服を、広げず、ハンガーにもかけず、数時間放置したらどうなるでしょう?

シワだらけになり、型崩れ、おまけに生乾きの嫌な匂いが発生してしまいますよね・・・。

実は髪の毛や頭皮もこの現象と同じ事が起きているんです!!

想像するとビックリですよね。

増殖した雑菌は匂いの原因になるだけでなく、頭皮の痒みや炎症などの皮膚トラブルにもつながる可能性があります。

頭皮のためにも、自然乾燥は避け、なるべく早く水分を飛ばす事が重要となります!!


最後に3の頭皮の温度が下がりやすいについて。

髪の毛や頭皮が濡れたままの状態だと、だんだん頭皮の温度が下がっていきます。

温度が下がる事で毛細血管の血行が悪くなります。健康で綺麗な髪を育てるためには、

健康な頭皮からです!!

日頃から頭皮マッサージなどで、頭皮を柔らかく、毛細血管の血流を良くしてあげる。


と、長くなりましたが、このような様々な悪影響が出てしまうので、できるだけ自然乾燥はやめましょう!



マネージャー 倉内



コンディショナーとトリートメントって何が違うの?

皆様が聞いたことのあるものだと
”リンス”、”コンディショナー”、”トリートメント”
この三つがあると思います。

まずこの三つの大きな違いは髪における効果です。

あまり最近は見かけなくなりましたが、
リンスとは髪の表面をコーティングして保護し、
キューティクルの痛傷みを防ぎながら指通りを良くするものです。

ただし、リンスはトリートメントとは違って
髪の内部にまで浸透しないのでつけてから時間を置く必要はございません。

次に、コンディショナーは
リンスの保湿力をさらに高めたものをコンディショナーと呼びます。
最近リンスを見かけなくなったのはどのリンスも保湿力が増し、
コンディショナーへ変わったからなのです。

最後にトリートメントは髪の内部から回復させてくれるものを
トリートメントと呼びます。

髪表面の状態を整え、髪に栄養や油分を補い、
ダメージケアしながら本来の健康な髪に導いてくれます。

ダメージが出ている髪は内部のたんぱく質が溶け出して、
髪の内部がスカスカになっています。

そんな髪に元気を与える成分をしみこませて内側から
髪を回復させるのがトリートメントの役割なのです!

なので、トリートメントはよく髪になじませてから流すのがポイントです!

色持ちを良くさせたい!カールの持ちを良くしたい!
そんな方はトリートメントでしっかりダメージケアをすることが重要です!

私たちはそんなトリートメントの効果をより高める為に、
生のトリートメントを使っております!

髪につける直前に生トリートメントを作ることで、
より浸透率を高め、髪の内部をしっかり補修してくれるんです!

ダメージが気になる方や、自分の髪を労わってあげたいという方は
是非アンツにご来店下さい!

スタイリスト ネイリスト 岩本




パーマって種類がたくさんあるけど、何が違うの?

今までパーマをかけた事が無いからかけてみたい方、

いつも美容室でパーマをかけられている方、

そんな皆さんの中には疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

「パーマって、種類なんてあるの?」
「…そもそも種類が違うと何が変わるの?」

そんな、今まであまり知る機会の無かった疑問を今日は一つ
解決していこうと思います!


まず、パーマの代表的な種類をご紹介します。
①コールドパーマ

②デジタルパーマ、エアウェーブ

③ストレートパーマ

④縮毛矯正

…etc
まだまだ他にも種類はありますが、今日はこの代表的な4つをご紹介していきます。

①コールドパーマ
こちらは一番オーソドックスなパーマになります。
まっすぐな髪にロッドを巻きつけ、1液と言われる髪の結合を切る薬を髪につけます。
時間を少し置いて髪に巻きつけたロッドの丸みがついたら、次にその形のまま2液と言われる
髪の結合を戻す薬をつけ、髪の結合が戻るとカールがついているという仕組みになっています。

そしてこのパーマが一番カールが出るのは、なんと髪が濡れている時なんです!
なのでカラカラに乾かし切らずに、少し水分量を残したウェットセットがカールが綺麗に出てくれます!

②デジタルパーマ、エアウェーブ
このパーマも聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。
この2つは温めながらパーマをかけ髪にカールを形状記憶させるパーマです!

デジタルパーマ、エアウェーブどちらとも薬をつけてロッドを巻くところまでは一緒です。
その後どちらも専用の機械を使用して髪に巻きつけたロッドを加温しながらかけていくパーマです。(デジタルパーマ約70~90℃)(エアウェーブ約50℃)
パーマをかけた所は半永久的にかかっている状態になるので、どちらも持続性が高いです!

また、このパーマは乾いた時にカールが出るパーマです!
なのでブローのやり方さえ教われば、スタイリングが簡単にできてしまうのもこのパーマのいい所です!

③ストレートパーマ
上の二つと違いこのパーマは、髪にカールを与えるのではなく髪のカールを取りまっすぐにするパーマです!
髪の結合を切る薬を塗布し、結合が切れたら一度薬を流し、ドライヤーで乾かしたらブラシやアイロンなどで伸ばし最後に髪の結合を戻す薬を塗布します。

しかし、このストレートパーマはまっすぐに出来る髪と出来ない髪があります。
このパーマは主に、コールドパーマを落とす、髪のボリュームダウンをすることが出来ます。
なので、デジタルパーマやエアウェーブのような加温し形状記憶させた髪や、天然のくせ毛等の乾いている時に癖やカールが出る髪をストレートにすることは出来ないのです!!

コールドパーマを落としたい方や、髪のボリュームを抑えたい方にオススメのパーマです!

④縮毛矯正
縮毛矯正は、シンプルに髪をまっすぐストレートにするパーマです。
わかりやすく例えると上のストレートパーマの強化版と言った感じです!
作業工程もストレートパーマとあまり変わらないです!

・・・が、この縮毛矯正は髪へのダメージがとても強いのも特徴です。
どんな癖やカールもまっすぐに伸ばすために、髪の結合を切る薬が強く、高温のアイロンでプレスしながら髪を伸ばすので注意が必要です。
なのでかける前からあまりにも髪のダメージがある方は、髪がチリチリになったり、ひどい場合だと髪が切れることもあるので髪の状態によってはかけてもらえないこともあります。

また、この縮毛矯正をかけた後にパーマをかけたいと思った時は、コールドパーマではかからないです。
デジタルパーマやエアウェーブのようなパーマでないとパーマがかからないのも注意が必要です。

強いくせ毛や、髪のうねり、強いパーマを伸ばしたい方にはオススメです!

・・・とまぁ、簡単ではありますが代表的な4つのパーマのご紹介でした!!!
たくさんパーマの種類があってどれを選べばいいのかわからなかった方はぜひこれを見てパーマに挑戦してみてくださいね!!!

cozy resort by ANT'S アシスタント 駒形 尚哉





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